「ことは」という名前を女の子に名付ける時は、漢字の充て方に工夫が必要です。
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生まれてくるお子さんの名前を決めるさいに「姓名判断」にて、苗字とのバランスや吉凶を調べてから名付けになる方がほとんどです。
昨今では、女の子にも男の子にも使える「ユニセックス性」や、グローバルな人物像を願って「英語読みできる」などが、名付けの主流のようです。
女の子の名付け辞典をみると、一つの名前だけでも、漢字のあて方は30〜40通りもあります。
また、本来はその呼び方はしなくとも、字の雰囲気で宛がう「当て字」というのも日本特有の名付け方のようです。
例えば、「ことは」という名前ですが、漢字にすると「琴葉」や「古都羽」という充て方なら、一見だけでも「ことは」と認識してもらえます。
その一方、本来の感じの読み方では一般的ではありませんが、「思芭」や「詩葉」という字でも「ことは」と読めるのです。
姓名判断では女の子の名前で「思芭」には「親思いの優しい子」「詩葉」には「努力家で財運に恵まれる」などの吉事に恵まれるそうです。
ただし、「思芭」や「詩葉」は、一般的にはあまり馴染みのない漢字の充て方なので、他の人に呼び名を毎回のように尋ねられる可能性が非常に高いといえます。
これらの字を用いる場合は、「読み方が一般的ではない」という覚悟が多少必要かもしれませんね。
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女の子の名前で「ここな」という響きは可愛らしいですが、名付けに用いた漢字と名前の関係性も配慮しておきましょう。
女の子の名付け人気度ランキングをみると、ご両親の趣味や思い出の地にちなんだ名前が上位に食い込んでいることがあります。
沖縄が好きな方は、数年前に人名漢字として使用が法的に認められるようになった「琉」の字をもちいて、女の子のお子さんに「琉華(りゅうか)」や「莉琉(まりる)」と名付けている方が結構多いそうです。
また、ハワイやグアムなどのオーシャンリゾートが好きな方は「ココナッツ」から、「ここな」と名付ける方もいらっしゃいます。
確かに、「ここな」という女の子はココナッツのようなスイートな感じがする可愛らしい子というイメージが持たれます。
ひらがなで「ここな」とつける場合は心配ありませんが、漢字に当てはめる時は「他の方にも解り易い字を用いる」ということを配慮が必要になるときがあります。
漢字の候補として「心菜」「心奈」などがありますが、オリジナリティを重視して「心月虹」とかいて「ここな」と読ませる名前もあります。
しかし、「小月虹」の場合、この字だけを見て、「ここな」と読まれることは中々難しいかもしれません。
また、自分のお子様が大きくなり、自分の名前を電話などで説明する時に「小月虹でここなという呼び方は恥ずかしいな」と感じることがあっては本末転倒になってしまいます。
よって、オリジナリティを重視する場合は、大きくなったお子様が自分の名前に誇りを持ち続けていられるよう、親の気持ちと世間からのイメージの解離性を極力なくすことが必要です。
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