名付け 女の子 せりな

「せりな」という名付け方は時代によって変化しています。

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女の子の名前で、「まりな」や「せりな」など、語尾に「な」のつく名前がありますよね。

 

女の子の名付け方として、語尾に「な」のつく文字は現在は当たり前となっていますが、実は昔からの「オーソドックス」な名付け方ではないようです。

 

語尾に「な」を着ける女の子の名前が定着してきたのは、「高度経済成長期から」と言われています。

 

戦後の焼け野原から、わずか20年足らずで「先進国」と呼ばれる国家の仲間入りを果たした日本ですが、一般家庭の暮らし方も大きく様変わりしてきた時期とも重なります。

 

テレビや洗濯機が「一家に一台」となったり、「マイカー」をもつようになったりと、戦前の暮らしぶりとは大きく変化していきました。

 

特に車については、トヨタが生み出した大衆車「カローラ」や「コロナ」が手に入り易い車種として爆発的な人気を誇りました。

 

このころから、女の子の名付け方にもそれまで主流となっていた「●●こ」から「●●み」や「●○な」など多様性が出てきたと言われています。

 

「せりな」や「まりな」と言った名前も、このころからもてはやされるようになりました。

 

また、読みは同じ「せりな」でも、昔は「芹奈」や「芹菜」といった漢字2文字が主流だったのに対し、現在は「世里奈」や「瀬里奈」など漢字3文字の名前が多くなっているようです

 

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女の子の名前で「せいら」と名付けたいなら、チョットした気遣いで印象が変わります。

20代から30代前半の「妊娠適齢期」に当たる女性は、生まれてきた赤ちゃんが女の子であった場合、自分が幼い頃に憧れていたヒロインの名前をもじった名前を名付ける傾向があるそうです。

 

例えば、最近リバイバルが発表された「美少女戦士セーラームーン」に憧れていた女性は、生まれてきた子が女の子だったため、兼ねてから決めていた「せいら」と名付けたというエピソードもあります。

 

「せいら」という名前は、一見すると個性的過ぎる「キラキラネーム」ともとらわれがちですが、名付けに用いる漢字を変えるだけで「キラキラネーム」から脱却できる名前でもあります。

 

なお、同じ「せいら」という読み方でも、「星羅」と「星来」では、実は「星来」の方が好印象を持たれるそうです

 

これは、姓名学で、上の漢字の画数<下の漢字の画数となると、どっしりとした印象もありますが、「無理やり当てはめた」という印象を受けかねないと理由があるためと言われています。

 

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